たちあがれ！！ＳＰ革命篇感想

２６日にＳＰ革命篇を観てきました。
最初はすぐに見に行く予定だったんだけど、震災が起こり、状況的にも、精神的にも映画を観るような気分にはなれずに、どうしよう…と。
少し自分のざわざわしている気持ちが落ち着くまで待とうと思い、仕事のスケジュールの関係もあってこのタイミングになりました。
はからずも延期されていた舞台挨拶が行われた日に映画を見に行けて良かったのかなと思いました。
東北の方々がこの映画を観られるようになってほしい。
そして少しでも何かを感じ元気や勇気をもらってほしい…その気持ちを前置きにかえて。
＜お願い＞
映画の感想についてネタバレは一切ないように努めていますが、みんなが映画を楽しむことを守るために、まだ観ていない方は読まないでください。
みんなでＳＰという映画を守っていきましょう。
＜舞台挨拶について＞
記事や写真を見ていて、震災で延期になったけど、ようやく舞台挨拶にたどり着いて、堤さんの少しほっとしている表情が印象的でした。東京に住むこと、電力、食べること、あたたかいこと…普段、忘れかけていたことにきづいていろんな事を考えていたと。今のさわさわしてる感じを大事に自分自身に革命を起こしてみようっていう彼のメッセージがすごく個人的に響きました。変われるチャンスなのかもしれない。。。
あとのキャストさんのトークタイムは和やかな感じだったらしいですね…早くレポ読みたい…総務課さんお願いします笑。
ではでは感想をどうぞvv



革命篇は尾形さんの映画といっても過言じゃないよね。
始まり方がまっさらな彼の心情を表していてとても好きなシーン。
井上好きはもちろん尾形好きな方はぜひぜひ劇場で観てください！！
ドラマを観てた人はものすごく楽しめる作品だと思う。
監督もドラマを観てくれていた人の為に作ったんじゃないかと思うほど、時間的な延長戦上にあるのはもちろん、いろんなシーンがかなりリンクしていて、ドラマ好きにはかなり嬉しかった。
井上のいたずらっぽいところとか、笹本と山本のいつもの感じとか、スピードアクションの連続がすごかった野望篇よりも革命篇の方が重厚な人間ドラマだからシリアスで重い分、和むシーンもいくつかあって面白かったです。
あの第四係のシーンは、象徴なんだよね。係長が少しだけ微笑んでいるのが切ない。原川さんの後ろ姿…。。。あの場所は彼にとって、確かに大切な場所だったし、あの強い信頼は嘘なんかじゃなかった。複雑な思いを抱えながら、一緒にいた時間は穏やかな心で家族のように思ってたんだなって。井上と出会ったから、ずっと闇の部分を抑える事ができていたんだなと…同じ運命を背負ってしまったし、小さい頃に会っているから、井上の事を兄弟のように思ってたのは確かで。心の中では、井上のように生きていきたい…でも、もう戻れない…。。。尾形さんの葛藤が伝わってきて何もいえなくなる。
胸の中で小さな種をすくすくと育ててきて、でもずっと理性で抑えて抑えての演説…その後の誰かの一言を聞いて、なんでお前が…ていう表情が切ない、、、そしてついに抑えきれず振り切れてしまった瞬間の顔が、あまりに恐ろしく怖かった！！！私は思わず観ながらタオルぎゅーってしてしまっていました。彼の思いが伝染して。あまりに彼の現実が悔しくて。あの「俺は大儀のために死ねればそれでいい…」ていう台詞は、そういう意味だったのかと。そして止まらない暴走…
暴走の果てにわかる彼のあまりにピュアな願いに涙…
井上と、あの方のアクションは、圧巻でした！！
かっこいい！！あんなに強かったんだ…。
まだまだ動けるじゃん笑vv
彼らの感情のぶつかり合い、
お前の手で止めてくれ…俺を殺してくれ…と無言で訴えているような彼の表情にたまらない気持ちになりました。
あのアクションがこの映画を象徴する行動が感情をしめしていて本当に観て良かったと思ったし何度も観たいと思う程、素晴らしかったです。最後まで井上が貫いた守ること…尾形の変わらぬ思い。ドラマの時からの尾形ファンとしては本当に側に井上がいてくれて良かったなぁ…と。
某映画のシーンとリンクしてしまうラスト…思わず比べてやせてる！と思ってしまった…あまりに無防備な彼の姿…あの一言はどういう意味デスカ？？？ドラマのラストのように多くの謎を残す終わり方ではあるけど、自分の中で想像しています。観る人の心の中で続いていくストーリー…ある意味ＳＰらしい終わり方なのかもしれないね。落ち着いたらドラマをリピしようvv