TOKIO好きのふわり徒然日記。かけがえのない足跡と共に刻む未来を。
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『39~刑法第三十九条~』『ヘブンズ・ドア』『天国はまだ遠く』の感想を。
『39~刑法第三十九条~』(1998年)
これからコミカルなバンデラス舞台をやると言うのに、どシリアス&狂気な映画の感想を書くのはどうかなと思ったのですが…やっぱりいろんな意味で書いておこうと決めました。前々から問題作(刑法39条に一石を投じる)という話をちらほら聞いてはいたので、覚悟はしてましたが、こりゃ真夜中に見ちゃだめですねー笑。一回、もうひとつの39という森田監督のインタビュー付きのミニ映像集だけ見ましたが、それでも怖かった…笑。恐怖で寝れなくなるかと思いました苦笑。で、本編を見るか相当迷ったあげく、真昼間に観ることに。まぁ、いまでもテレビで再放送されるくらいだからダイジョウブだよねと心に決めて本編が始まってみると、静かな山の風景から始まって、タイトル。最初の印象とは全く違う始まりで安心して観ることが出来ました。
精神科医の人物像や家庭事情などが丁寧に描かれている。些細な音や言葉に敏感になってしまう香深…心理誘導されそうな設定…柴田が劇団員で、舞台上で芝居の最中に舞台で吐いて警察に連行されていく姿に衝撃を受ける。(若いし体細い…)柴田は二重人格なのか、否かを判断するためにカフカの精神鑑定へ。普通の柴田が、ふとしたきっかけで両手が痙攣しだし狂気で眼がいっちゃってる姿に驚愕するも、狂気と殺気に怖がりつつ受け止めようとしていくカフカに再び驚く。(あまりに激しい手の痙攣の演技で、堤さんは手を怪我していたと監督談…)裁判シーンでは念仏を唱えるような検察と弁護士…ふたりを始め、周りのキャストの無の迫力が凄かった。画質の荒さが、かもし出す空気もあいまって、独特なシーンに。裁判員制度とは真逆のシチュエーションですね。全体的に観たら、工藤啓介は、妹を殺した男と、その罪を消し去った39条が許せなくて、刑法39条を抹殺したくて、妻と計画して実行してただけなんですよね。映画の予告だけを見ると、ただ殺し屋だったり狂気の印象が前面に出てたので、それだけではない内容を知ってよかったと思う。
『ヘブンズ・ドア』
とにかく、マイケルの眼から見た東京の美しさが現れてる。ひとつひとつ切り取られる風景が絵画や写真のようで、観ていてとっても綺麗でした。テーマの重さを感じさせない、青山雅人と晴海の死に向き合い、逆にがむしゃらに生きようとする姿に、人が生きる輝きみたいなものが映し出されていて、面白かったです。誰も無駄な登場人物が無く、それぞれに生きていて、それが交わって世界は出来ているということが伝わってきました。青山雅人の死ぬまでにはやっておきたいことにぐっときました。切ない…。ラストまでの逃亡していく疾走感が観てて、心地良い。そして最後の海のシーン…今までとのギャップと、すっと流れる晴海の涙に感動でした。
『天国はまだ遠く』
民宿たむらの田村@徳井義実さん、山田@加藤ローサちゃん。もともと瀬尾まい子の原作を読んでいて、観てみようと思った作品。最初は薄暗い、絶望のシーンから始まるけれど、田舎の空気の綺麗さや、素朴さ、風が吹く気持ちよさを思い出させてくれる。仕事や人間関係に疲れた人や、ぼーっとしたい人に、この映画はオススメかもしれません。あと徳井さんファンは観てるよね笑。田村と山田…二人が一緒に生活していく中で再生していく物語。あまりに原作を読んでいたときのイメージそのまんまなので、すごく嬉しかった。
『39~刑法第三十九条~』(1998年)
これからコミカルなバンデラス舞台をやると言うのに、どシリアス&狂気な映画の感想を書くのはどうかなと思ったのですが…やっぱりいろんな意味で書いておこうと決めました。前々から問題作(刑法39条に一石を投じる)という話をちらほら聞いてはいたので、覚悟はしてましたが、こりゃ真夜中に見ちゃだめですねー笑。一回、もうひとつの39という森田監督のインタビュー付きのミニ映像集だけ見ましたが、それでも怖かった…笑。恐怖で寝れなくなるかと思いました苦笑。で、本編を見るか相当迷ったあげく、真昼間に観ることに。まぁ、いまでもテレビで再放送されるくらいだからダイジョウブだよねと心に決めて本編が始まってみると、静かな山の風景から始まって、タイトル。最初の印象とは全く違う始まりで安心して観ることが出来ました。
精神科医の人物像や家庭事情などが丁寧に描かれている。些細な音や言葉に敏感になってしまう香深…心理誘導されそうな設定…柴田が劇団員で、舞台上で芝居の最中に舞台で吐いて警察に連行されていく姿に衝撃を受ける。(若いし体細い…)柴田は二重人格なのか、否かを判断するためにカフカの精神鑑定へ。普通の柴田が、ふとしたきっかけで両手が痙攣しだし狂気で眼がいっちゃってる姿に驚愕するも、狂気と殺気に怖がりつつ受け止めようとしていくカフカに再び驚く。(あまりに激しい手の痙攣の演技で、堤さんは手を怪我していたと監督談…)裁判シーンでは念仏を唱えるような検察と弁護士…ふたりを始め、周りのキャストの無の迫力が凄かった。画質の荒さが、かもし出す空気もあいまって、独特なシーンに。裁判員制度とは真逆のシチュエーションですね。全体的に観たら、工藤啓介は、妹を殺した男と、その罪を消し去った39条が許せなくて、刑法39条を抹殺したくて、妻と計画して実行してただけなんですよね。映画の予告だけを見ると、ただ殺し屋だったり狂気の印象が前面に出てたので、それだけではない内容を知ってよかったと思う。
『ヘブンズ・ドア』
とにかく、マイケルの眼から見た東京の美しさが現れてる。ひとつひとつ切り取られる風景が絵画や写真のようで、観ていてとっても綺麗でした。テーマの重さを感じさせない、青山雅人と晴海の死に向き合い、逆にがむしゃらに生きようとする姿に、人が生きる輝きみたいなものが映し出されていて、面白かったです。誰も無駄な登場人物が無く、それぞれに生きていて、それが交わって世界は出来ているということが伝わってきました。青山雅人の死ぬまでにはやっておきたいことにぐっときました。切ない…。ラストまでの逃亡していく疾走感が観てて、心地良い。そして最後の海のシーン…今までとのギャップと、すっと流れる晴海の涙に感動でした。
『天国はまだ遠く』
民宿たむらの田村@徳井義実さん、山田@加藤ローサちゃん。もともと瀬尾まい子の原作を読んでいて、観てみようと思った作品。最初は薄暗い、絶望のシーンから始まるけれど、田舎の空気の綺麗さや、素朴さ、風が吹く気持ちよさを思い出させてくれる。仕事や人間関係に疲れた人や、ぼーっとしたい人に、この映画はオススメかもしれません。あと徳井さんファンは観てるよね笑。田村と山田…二人が一緒に生活していく中で再生していく物語。あまりに原作を読んでいたときのイメージそのまんまなので、すごく嬉しかった。
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プロフィール
HN:
真琉
年齢:
37
HP:
性別:
女性
誕生日:
1987/10/03
職業:
音楽講師+某書店員
趣味:
音楽・ドラマ・映画鑑賞
自己紹介:
EP鍵盤弾き&少々ドラマー。
TOKIO兄さん、まぼ茂好き。
役者さんが好きで、堤真一さんと堺雅人さんの出演作品を良く観る傾向有り笑。
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