TOKIO好きのふわり徒然日記。かけがえのない足跡と共に刻む未来を。
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『ヴィヨンの妻』
太宰治原作だから暗めだろうなと思ってみたら割と全体的に地味~な感じでした。音楽が時代と地味さを強調してて、もっと文学的な空気を醸し出す曲にすれば良いのにな…と思ったけど、ってどんな曲やねんと自分に突っ込んだ。太宰の文体を生かしているのか夫婦の会話が『~なのです』とかですます調が所々入るから、まるで古典の舞台を観ているような感じで新鮮でした。大谷はどこまで行っても駄目男なのに妻は冷静に受け止めようとする。どうしてそこまでして二人が夫婦でいるのか、じわりじわりと描かれていく。最初のシーンで彼の心の闇を現していて太宰もそういう心理状態だったのかなとも思った。飲み屋のアキは色っぽかった~。舞台挨拶で堤さんも言ってたけれど、あの丸眼鏡はアキに似合っていて魅力的でした。私もアキは役的に眼鏡をかけている方が好きだ。彼女は腹黒いのか、よくわからないけれど、愛人としてサチをどう思っていたのだろうか…。
気になっていた堤さん@辻弁護士はどんだけムッツリスケベやねんっ!!(笑)という結論に至りました(*´∀`*)
全くかっこ良い男のオーラを消し去っているのはさすがだなぁと。ある意味、大谷よりも嫌かもしれない辻弁護士(笑)電車のシーンは、あの時代の男の佇まいで少し老いた印象だったのに、サチに会った瞬間に艶々しちゃって、もう(笑)
辻が隣に座った時の切れ長の眼が元恋人にそっくりでドキッとしました…やっぱ似てんだなぁ(笑)
飲み屋で会話して姿を目で追っている感じがおかしくて可愛かった。この時は素直に好きだったんだよね。ほっぺがポってピンクになりそうな感じの細かい表情の変化で彼の想いが現れてる。貧乏だった昔はサチの行動にびびって逃げた過去がある、それでも再び彼女の前に現れ話しかけ忘れる事ができない辻。サチが本気で助けを求めたのに、心配すらせず金銭的な事を先に言う辻とか…やだ~(笑)大谷を弁護する事が嫌であえて言ったのか、生活が変わり考え方まで変わってしまったのか…たったひとつ、金が無いと解っていてそれでも弁護しに来てくれた瞬間はかっこ良くて救いだったけれど、まさかあんな下心や狙いがあったとは(笑)
事務所で辻とサチ二人。サチが未だに辻を想い、真っ赤な口紅を婦人から買い、塗って少しでも綺麗な自分で逢おうとする女心が切ない、それともあの時点でもう覚悟していたのだろうか…。辻の『俺を許してくれるのか…あの時は怖かったんだ』に『あなたは正しかったんですわ…だからこんなに偉くなられて』と返すサチ。大人の会話が素敵。でも次第に辻の本性が明らかになっていく。彼から『バカ女』ってワードを聞くことになるとは…(笑)彼が心から絞り出した『ほしい…なんでこんなに欲しいんだっ!!』って、そういうコトカ!!笑
大人の男なら我慢しようぜ…。抑えすぎてそうなっちゃったのかもしれないけどね。作品が文学的なのでキャラクターの思惑が深くどちらとも、意味が取れてしまうんですよね。もう彼女として愛してなんか無くて、女体としか見えてなかったのかなぁ。真顔で近づいて来たとき本当に怖かった!!近すぎて劇画ゴルゴっぽくて(笑)ほんとに映像になんなくてホッとした自分がいました(≧▽≦)メトロの時とは意味合いが全く違うもんね。。。彼自身は、辻の事をこんな男絶対やだーと想っていたような気がする、役としてじゃなく男として、たぶん。辻に共感しきれないのは女目線だからなのかな、男から辻を観たらまた違うのかな…ああ、堂々巡り(笑)
あの真っ赤な口紅と、外に出て大声で何度も叫んだグッドバイにサチの気持ちが現れていてぐっときました。松さんのサチが本当に日本女性の美しさと儚さと強さを表していて魅力的でした。時代の移り変わりと男と女。辻への想いを断ち切って大谷とまた生きていくサチが素晴らしかったです(*´∀`*)
太宰治原作だから暗めだろうなと思ってみたら割と全体的に地味~な感じでした。音楽が時代と地味さを強調してて、もっと文学的な空気を醸し出す曲にすれば良いのにな…と思ったけど、ってどんな曲やねんと自分に突っ込んだ。太宰の文体を生かしているのか夫婦の会話が『~なのです』とかですます調が所々入るから、まるで古典の舞台を観ているような感じで新鮮でした。大谷はどこまで行っても駄目男なのに妻は冷静に受け止めようとする。どうしてそこまでして二人が夫婦でいるのか、じわりじわりと描かれていく。最初のシーンで彼の心の闇を現していて太宰もそういう心理状態だったのかなとも思った。飲み屋のアキは色っぽかった~。舞台挨拶で堤さんも言ってたけれど、あの丸眼鏡はアキに似合っていて魅力的でした。私もアキは役的に眼鏡をかけている方が好きだ。彼女は腹黒いのか、よくわからないけれど、愛人としてサチをどう思っていたのだろうか…。
気になっていた堤さん@辻弁護士はどんだけムッツリスケベやねんっ!!(笑)という結論に至りました(*´∀`*)
全くかっこ良い男のオーラを消し去っているのはさすがだなぁと。ある意味、大谷よりも嫌かもしれない辻弁護士(笑)電車のシーンは、あの時代の男の佇まいで少し老いた印象だったのに、サチに会った瞬間に艶々しちゃって、もう(笑)
辻が隣に座った時の切れ長の眼が元恋人にそっくりでドキッとしました…やっぱ似てんだなぁ(笑)
飲み屋で会話して姿を目で追っている感じがおかしくて可愛かった。この時は素直に好きだったんだよね。ほっぺがポってピンクになりそうな感じの細かい表情の変化で彼の想いが現れてる。貧乏だった昔はサチの行動にびびって逃げた過去がある、それでも再び彼女の前に現れ話しかけ忘れる事ができない辻。サチが本気で助けを求めたのに、心配すらせず金銭的な事を先に言う辻とか…やだ~(笑)大谷を弁護する事が嫌であえて言ったのか、生活が変わり考え方まで変わってしまったのか…たったひとつ、金が無いと解っていてそれでも弁護しに来てくれた瞬間はかっこ良くて救いだったけれど、まさかあんな下心や狙いがあったとは(笑)
事務所で辻とサチ二人。サチが未だに辻を想い、真っ赤な口紅を婦人から買い、塗って少しでも綺麗な自分で逢おうとする女心が切ない、それともあの時点でもう覚悟していたのだろうか…。辻の『俺を許してくれるのか…あの時は怖かったんだ』に『あなたは正しかったんですわ…だからこんなに偉くなられて』と返すサチ。大人の会話が素敵。でも次第に辻の本性が明らかになっていく。彼から『バカ女』ってワードを聞くことになるとは…(笑)彼が心から絞り出した『ほしい…なんでこんなに欲しいんだっ!!』って、そういうコトカ!!笑
大人の男なら我慢しようぜ…。抑えすぎてそうなっちゃったのかもしれないけどね。作品が文学的なのでキャラクターの思惑が深くどちらとも、意味が取れてしまうんですよね。もう彼女として愛してなんか無くて、女体としか見えてなかったのかなぁ。真顔で近づいて来たとき本当に怖かった!!近すぎて劇画ゴルゴっぽくて(笑)ほんとに映像になんなくてホッとした自分がいました(≧▽≦)メトロの時とは意味合いが全く違うもんね。。。彼自身は、辻の事をこんな男絶対やだーと想っていたような気がする、役としてじゃなく男として、たぶん。辻に共感しきれないのは女目線だからなのかな、男から辻を観たらまた違うのかな…ああ、堂々巡り(笑)
あの真っ赤な口紅と、外に出て大声で何度も叫んだグッドバイにサチの気持ちが現れていてぐっときました。松さんのサチが本当に日本女性の美しさと儚さと強さを表していて魅力的でした。時代の移り変わりと男と女。辻への想いを断ち切って大谷とまた生きていくサチが素晴らしかったです(*´∀`*)
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プロフィール
HN:
真琉
年齢:
37
HP:
性別:
女性
誕生日:
1987/10/03
職業:
音楽講師+某書店員
趣味:
音楽・ドラマ・映画鑑賞
自己紹介:
EP鍵盤弾き&少々ドラマー。
TOKIO兄さん、まぼ茂好き。
役者さんが好きで、堤真一さんと堺雅人さんの出演作品を良く観る傾向有り笑。
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